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[ 単行本 ]
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産めない母と産みの母―代理母出産という選択
・小泉 カツミ
【竹内書店新社】
発売日: 2001-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 320円〜
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・小泉 カツミ
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カスタマー平均評価: 4
涙 気持ちがよく伝わります
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[ 単行本 ]
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会いたかった―代理母出産という選択
・向井 亜紀
【幻冬舎】
発売日: 2004-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
中古価格: 1円〜
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・向井 亜紀
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カスタマー平均評価: 3
不愉快になる本 代理出産はエゴイストの何ものでもない。
そう感じるのは私だけだろうか。
出産は命がけで行う行為である。
それを低額とは言え、人に頼んで行うことがそんなに賛美されるようなことなのだろうか。
代理出産は「ゲーノー人」や一部の人でないとできないと思う。
莫大なお金と時間が掛かるのだ。それが一般人はできるのだろうか。
皆、必死にやりくりをして、法律の中で不妊治療を行っているのだ。
「私にはお金があるから代理出産します」
「マスコミに出て、ネタにして、お金を稼ぎます」
結局そういうことができるから「代理出産」を選べたのではないだろうか。
本当に子供だけが欲しいのなら、マスコミに出ずして、高田氏と極秘で代理出産をするべきだ。出版物、講演、ドラマ化など「代理出産」をネタに金を稼ぐやり方は汚いとしか思えない。
本当に「問題提起」をしたいのなら、自身で基金などを設立し、問題の山積した「出産」と「代理出産」について、意義を唱え、戦うべきだろう。
戸籍はどうでもいいといいながら、実子と認めてほしいと裁判を起こしたり、自分のブログに肯定的なコメントは掲載するが、否定的なコメントをする削除したりする行為等「代理出産を問題提起したい」と言うわりには、やっていることに筋が通っていない部分も多く、いつでも被害者気取りの筆者を見ていると不愉快極まりない。
私自身も不妊治療の経験者だ。だからこそわかることもある。
子供が欲しい、けれど、それをエゴで押し通すことで、子供を授かっても良いのだろうか。
彼女はそこについては一切触れていない。
代理出産で、出産者が死亡したら、彼女はどう責任を取るのだろう。 妊娠・出産はただの一大イヴェント? 「代理出産に訴えてまで子供を!」気持ちは分からないでもないが、最初から最後までスタッフを同行している所に嫌らしさを感じる。まるで妊娠・出産が、ただの一大イヴェントにでもなった様である。
また女性編集者の「(お腹を痛めると言う行為)確かに大切な事だと思うわ。言葉ではない何かが・・・」と言う言葉に対して
「じゃ男親は一生、言葉ではない何かで結ばれる事はないのね」
もっと素直に「分娩者を労る」と言う気持ちが持てない物だろうか?妊娠・出産出来ない男性でも、ここまで謙虚さを忘れてしまえる人は普通いないのでは?
さらにはアメリカ人留学生が日本人男性との間の子供を妊娠。ところが男性の両親に反対され仲を引き裂かれ宗教上の事も手伝い堕胎は不可能ならば、育てて行ける自信もない。代わりに育ててくれる人を・・・で彼女にオファーがあったのだが、国際養子はなかなか難しく、しかも女性がアメリカーナである事から日本国籍の取得も認められない可能性が高く、そうなると教育も受けさせてやれない可能性が・・・で、この話を断わってしまう。
しかし、その後「実子と認めて!」と裁判起こせる強さと度胸が彼女にはあった。だったら何故に、その強さを、その子を養子に迎え「日本国籍頂戴!」と訴える方向に向けられなかったのか?
問題提起の方向性が間違えているのではないのだろうか? どこまでも、自分は被害者なのか またまた向井氏のお得意「山の栄養発言」があった。心底から呆れた。
産まれてきたくなかったと子供に言われたら山に墓穴を掘り、死ぬという。
他人を巻きこみ傷つけ、エゴを押し通してまで代理出産させていた渦中の時期に
よくも産まれてくる命を殺そうと計画を練られるものだ。
少しでも自分の意に叶わなければ、子供を加害者に仕立てあげて自分は被害者気取り。
子供を殺す山をもう見当づけているなどと、よくも書けたものだ。
自分の気持ちばかりを優先し、理解して欲しいと他人にばかり望んでいるが、こんなエゴの塊で出来た自己中心な人物を誰が理解などできるものか。
戸籍はどうでもいいとこの本に書いていながら、今度は実子と認めない
法務省を加害者に仕立て上げ、すっかり自分は被害者気取り、悲劇のヒロイン。
戸籍などどうでもいいなら最高裁まで持っていくな。世の中命懸けの事案を最高裁に持って行く例などいくらでもあるのだ。命懸けの闘いを邪魔しないで貰いたい。
どこまで欲しいものを手に入れることだけに執着すれば気が済むのか。
ブログの育児状況を見てもわかるが、子供の寝返り等の時期を覚えていないと
いう記述には正気を疑った。どこの世界に、あれだけ必死で得ることを
望んだ子供の成長過程を忘れる親がいるのか。
この人は母親としてではない、父親としても伴侶以下でしかない。
自分を批判する意見に耳を塞ぐ訳にはいかないのだ。
有名税という言葉をご存知なく、「足ることを知る」「諦めが肝心」
「運命を従容として受け入れる」こともご存知ないことは間違いないだろう。 気分の悪くなる本 読んでいるうちに、何度も吐き気を覚えた。代理母について理解しようと思って読んだのだが、あまりに自己中心的な内容がそこここに垣間見え、生命の軽視としか思えない部分が多数でてきたのが吐き気の原因だと解った。 代理母出産を目指す人達の助けになるどころか、返ってその足を引っ張りかねない本だと思う。多くの人達が、ものすごく無理をしているのに、自分は仕事の都合を言い立てて多くの人達の善意を無駄にしようとするくだりがあったりして、代理母出産をされる方々を世間に認知してもらえる手助けになるどころか「代理母出産=自己中の我儘」と取られかねない。 がんばれ 様々な人がいるように、生き方もまた様々あると思います。 同じ立場になってみないと理解できないこともあるだろうし、同じ立場になっても、理解できないこともあることでしょう・・・賛否両論あると思いますが、応援いたします。頑張ってほしいと思います。 同じ女性として、子宮を摘出して出産ができなくなることが、どれだけ辛く悲しいことか、言葉で表現することさえも軽々しく思えてしまいます。 でも、婦人病の低年齢化がすすみ著者のような女性が激増している。他人ごとではないのだと最近よく感じます。 不妊症で悩む夫婦も多くなっていますが、著者に限らず、子供の存在は人生の中でやはり、少なからず大きいものなんだな・・・と痛感させられました。 子宮ガンの低年齢化が増加しているようですが、25歳で子宮体ガンを経験した、上原寛奈さんの『笑顔の素敵なあなたに』も読みましたが、こちらもおすすめです。 こちらは、子供ができなくなった時、どのように受け止めたらいいか、周囲の人はどのように変わり、どのように周囲の人と共存したらいいのか、などの秘訣を教えてくれます。子供のできないことで悩む夫婦や、姑や周囲の人に子供のできないことをとがめられる人には必見です。特にいつまでも夫婦愛を大切にしたい人には、ぜひ読んでいただきたい本です。 想像を絶するほどの切ないラブ・ストリーと感動の学園ドラマと 盛りだくさんです。笑顔をおいてきてしまった人、最近笑顔を忘れていた人には本当におすすめ。 子供を手にすることに全力をそそぐ人、子供のをいない生活を楽しむ人 いろいろいてもいいじゃないですか。
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[ 単行本 ]
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代理母出産―子宮がなくても子供が抱けた!!
・菰田 麻紀子
【近代映画社】
発売日: 1996-06
参考価格: 1,835 円(税込)
販売価格: 1,835 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 392円〜
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・菰田 麻紀子
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カスタマー平均評価: 0
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[ コミック ]
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会いたかった。―代理母出産への挑戦 (デザートコミックス)
・折原 みと
【講談社】
発売日: 2005-03-11
参考価格: 410 円(税込)
販売価格: 410 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・折原 みと
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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子守うたを奪わないで
・根津 八紘
【郷土出版社】
発売日: 2004-08
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 通常4〜7日以内に発送 )
中古価格: 223円〜
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・根津 八紘
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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会いたかった。―代理母出産への挑戦 (講談社漫画文庫)
・折原 みと ・向井 亜紀
【講談社】
発売日: 2007-06
参考価格: 725 円(税込)
販売価格: 725 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・折原 みと ・向井 亜紀
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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奇妙な受精卵
・たなか 踏基
【幻冬舎ルネッサンス】
発売日: 2007-01-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 360円〜
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・たなか 踏基 ・平野里美
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カスタマー平均評価: 5
現代生命医学の静かな恐怖! もしも見知らぬ人が、自分と同じ遺伝子を持っているとしたら。自分がいわゆる「試験管ベビー」だったら。「産みの母」と実際の「母」は、どちらが本当の自分の母なのか。もし恋に落ちた彼女が、兄妹だったら。ゾッとする恐怖があります。ある意味現在に起こりつつあるホラー小説です。
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[ 単行本 ]
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そして天使はふえていく
・高沢 テルユキ
【幻冬舎ルネッサンス】
発売日: 2007-11-20
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 通常2〜4週間以内に発送 )
中古価格: 2円〜
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・高沢 テルユキ
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カスタマー平均評価: 5
知的好奇心を刺激する隠れた秀作 生命倫理に関心を持っていたので買いました。
耳慣れない産婦人科関連の知識であふれていて勉強になりました。
全体的な話の流れに自然な形で挿入される小話や医学的知識が後々明らかになる結末に深い意味を持たせているところなどは著者のセンスを感じます。
普通にミステリーとして読んでも凝ったストーリーと入り組んだ人間関係、そして最後にやってくる綺麗なラストは読み進めていくのに必要なリズムを作りだしてくれます。
そんなにミステリーが好きではない私でも楽しめました。
医学に関心をお持ちの方は一度手にとって見てください。
三人の美女が語りつくす愛のかたち 表紙の雰囲気が気になって店頭で手にとってみました。
帯文を読むと単なる謎解き推理小説に見えますが、実際には読んだあとにも心に長く余韻が残る人間ドラマです。
1章読んで、そこでやめようとしても、すぐに続きが気になってどうしても読みだしてしまう・・・気がつくと最後まで一気に読みきってしまいました。
綻びなく構築されているミステリーとしての側面だけでなく、あまり知られていない医学の分野を通して人が生きることの純粋性や欺瞞性を緻密に描き出しています。
登場人物のなかでは特に個性的で魅力あふれる三人の美女の会話に心をひかれました。
不思議な魅力が隅々にまでみなぎっている作品でした。
「誕生」 人は何のために生まれ、生きていくのだろう。誰もが答えに苦しみながら、答えを見つけようと生きている。けっしておめでたいことばかりでない「誕生」なのに、「誕生」を人々は「おめでとう」と定義づけた。だから「おめでとう」の裏側で、苦しまなければならない人々が生じたのだ。不妊治療・人工受精・代理出産・代理母・・・。それでも人は、今日も「誕生」し、「誕生」させ続けていく。
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[ 単行本 ]
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危機にある生殖医療への提言―ジェンダーバラエティー・着床前診断・精子卵子提供・代理出産
・遠藤 直哉
【近代文芸社】
発売日: 2004-07
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 入荷待ち
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・遠藤 直哉
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カスタマー平均評価: 3
実は凄い差別論者なのでは? 着床前診断については全面否定ではなく、頷ける部分も大いにあったが、後半の卵子提供、代理懐胎に至っては、はっきり言って筆者の暴走に思えてならない。
まず「精子提供(AID)を認めながら卵子提供も代理懐胎も認めようとしないのは女性不妊に対する差別である」
とあるが、そもそも体外へ放出する性質のある精子と放出させない卵子とでは当然リスクも違ってくる。万一の場合は死に至る事もありえる卵子提供や代理懐胎を精子提供と同列に扱え!と言う方が余程、女性の身体の構造を無視した差別論ではないのか?
挙句は
「親から虐待受ける子や生みの親と引き裂かれる養子と比較すればはるかに幸せなら、離婚率の増加、出来ちゃった結婚など明らかに子供の福祉が守られてない現状を思えば、そこまで子を欲する人の下に生まれた子は誰より幸福」
代理懐胎だって必死な思いで産み落とした子をDNAの繋がりが無いだけで、無理やり引き剥がされる。しかも筆者は代理懐胎の場合、依頼者側を実親とすべきと主張している。無償で他人の子を産む為に生活制限を余儀なくされ、あげくは命がけで産み落とすや否や、その事実を帳消しにされる。養子の場合は特別養子であっても出自欄に実親名が記載されるが、それ以上に性質が悪い。
「昔の日本は”子無きは去れ”と一方的に女性が帰されたが、これからの日本社会は精子提供、卵子提供、代理懐胎等で子が持て離婚の危機を救える」
子供が産めなかっただけで離婚の危機に晒される方が問題ではないのか?
筆者は事ある毎に日本国憲法13条「幸福の追求」を掲げて卵子提供、代理懐胎の容認を訴えるが、だったら搾取される側にだって「幸福の追求権」はあるのではないのか?
しかも海外で代理懐胎を行うとなると金銭絡みになるので無償で、なおかつ依頼しやすい身内を優先すべきなどと言われては、卵子提供も代理母もやりたくないのに身内から脅迫され、逃げ場を失った女性は幸福になる権利は無いと言うのか?
読んでいて気分が悪くなった。
日本の生殖医療に関する議論 日本の生殖医療についての議論は、15年は遅れている。何故そんなに遅れたのか、どこに論点があるのか、といった事を明快に提起してくれている。 少子化対策を立てていく上で、避けて通れない問題について解り易く、今現在起こっている事を取り上げて議論されており、一読の価値がある。 惜しむらくは、筆者に対する反対意見が十分に書かれていない事である。
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